SNSツールにおけるOGP画像のキャッシュの削除方法をいくつかご紹介します。WEB担当者様であれば、SNSツールでのOGP画像について、一度は困ったことがあるのではないでしょうか?
「サイトをローンチした際に、OGP画像を変更したのに更新されない・・・」
「サイト更新時に、OGP画像を変更したが新しいOGP画像に更新されない・・・」
TwitterやLINEでのOGP画像やサムネイル画像が思うように更新されなかった時、第一に確認すべきは「キャッシュの削除」です。これは各SNSツールにおけるサーバー内のキャッシュが残っていることが原因です。本記事では、SNSツール内に残る古いデータを更新する「キャッシュ削除」の方法をご紹介します。
Twitter Developer Platform | Card validator
https://cards-dev.twitter.com/validator/
Twitterのアカウントを利用してログインした後、開発者向けサイトにある「Card validator」の機能を利用すれば「Twitter Card」のデバックを行うことができます。※2022年11月現在 Twitter Developer PlatformではOG画像のキャッシュ削除はできなくなったようです。
Unable to render Card previewと表示され、プレビュー画像が見えなくなってしまっております。
引用:https://twittercommunity.com/t/card-validator-preview-removal/175006
上記、Twitterからのアナウンスによると「Twitter Developer Platform」でのプレビュー機能を削除し、実際のアプリからの投稿でOGP画像/サムネイル画像の確認をして欲しいという発表がございます。現状では、Twitter上でのOGP画像のキャッシュは最大7日残るともいわれております。
対策としては、bit.lyなどの短縮URLサービスを用い、対象URLを短縮URL変換へさせ、生成後のURLをTwitterアプリで投稿します。投稿によりTwitterのカードクローラーがサイトを再訪することで、クローラーが更新を行うヒントを得れると説明しています。
他にも、Twitterカード用の画像のURLが同一のまま差し替えられた場合、キャッシュの更新が上手くいかない可能性があります。その場合にはページのHTMLで記述しているTwitterカードの画像のURLにパラメータを加えると同じようにクローラーにヒントを与えることができるので、Twitterカードの更新ができそうです。
引用:Twitter、Card Validatorからプレビュー機能を削除。カード情報のキャッシュは最大7日
https://gihyo.jp/article/2022/08/twitter-card-validator-preview-removal
Facebook for Developers | Facebookシェアデバッカー
https://developers.facebook.com/tools/debug/
シェアデバッガーでは「OGP」のメタタグを再取得することができます。「OGP」のメタタグが正しく記述されていれば、最新のOGP情報が表示されます。
LINE | PagePoker
https://poker.line.naver.jp/
2021年頃までは対応出来ていなかったLINEキャッシュの削除もできるようになりました。TwitterやFacebookではキャッシュ削除の方法は存在していたこともあり、LINE公式サイトからの掲載は待望の機能です。
「input URL」に該当URLを入力し、Languageを選び、「Clear Cache」にチェックを入れ登録するだけで、最新のOGP情報が表示されます。
LinkedIn | Post Inspector
https://www.linkedin.com/post-inspector/
世界最大級のビジネス特化型SNSである「LinkedIn」でもOGP情報のキャッシュ削除をすることができます。指定のURL入力欄に対象URLを入力し「Inspect」をクリックし、検査をしてもらいましょう。
OGP画像の補足
OGP画像の設定でog:imageの設定したけれども、反映されないという時もあるかと思います。
解消する方法として、下記の方法が考えられますので、ご共有させていただきます。
①OGP画像のパスは相対パスではNG
NG:相対パスとなってしまっている
meta property="og:image" content=".../2021/10/ogp.png/
OK:絶対パスとなっている
meta property="og:image" content="https://ccg-wheads.jp/wp-content/uploads/2021/10/ogp.png/
TwitterとFacebookでは相対パスで記載されていると反映されないことがあるので、ご注意ください。
OGP情報キャッシュ削除・meta情報の更新方法はいかがでしたでしょうか?
「サイトやキャンペーンをローンチ・更新した際にOGP画像が変わらない!」というお悩みの際には是非、お試しください!