その答えがベストなのか。固定観念にとらわれない思考を持つ。
プロジェクトの企画提案からサイトの分析や設計、進行管理、デザインチェック、デバック作業など、ディレクターの業務は多岐に渡ります。これまでには学校法人様や企業様のサイト制作、新商品のキャンペーンサイトなど、多種多様な案件を担当してきました。
大切にしているのは、固定観念にとらわれない思考を持つことです。例えば、お客様の業界では当たり前とされていることも、一般社会では当たり前ではなかったり、理解するまでに時間を要する場合もあります。その逆もありきで、デジタル業界での当たり前も同様です。そうした当たり前のことにまず疑問を持つようにし、あらゆる角度から考察して最適な答えを導き出すようにしています。だから、「その答えが本当にベストなのか」という自問自答は、常に付きまとっています。
そうすることで物事を本質的な部分から見ることができ、施策の核となる課題を引き出すこともできます。課題が明確になれば潜在的なニーズも見えてくるため、そこを軸にプランニングしていく。ディレクターとして企画提案する際はもちろんですが、固定観念にとらわれない思考は必要不可欠なものだと思っています。
プロジェクトが進むべき方向を示す。それが役目であり、醍醐味です。
ディレクターとしてさまざまな案件に関わってきましたが、まず求められるのはプロジェクトやチームの方向性を示すこと。コンセプトを決めたり、企画内容を考えたりと、進むべき道を示すことにディレクターの存在意義があると思っています。そして、その役目こそが醍醐味でもあるのです。
私の場合、お客様やチーム内の誰もが理解できるように、できるだけ分かりやすい言葉で伝えるように心がけています。お客様からの要望に対してもそのまま受け入れるのではなく、自分のフィルターを通して翻訳してから共有しています。一方通行ではない相互的な認識の共有があることで、プロジェクトの目的地までブレることなく進んで行けます。
ディレクターとは方向を示し、案件を遂行させることはもちろんですが、お客様とチームの間で立ち回る潤滑油のような存在ではないかと思っています。また、社内では案件における権限をディレクターに一任してもらっているので、意思決定もスピーディーです。自分で解決策を見つける必要はありますが、責任感も一段と増しますし、そのスピード感もCCG WORKING HEADSの強みの一つですね。私は入社3年目ですが、こういった環境のおかげで、ディレクターとして日々成長できていると実感しています。